○突然ですが、みなさんの訪問看護のイメージはどのようなものがあるでしょうか?
そしてその実際はどうなのか、のぞいてみましょう!!
・病棟経験が豊富でベテランな看護師が多いですか?
→新卒の採用もしているほど、フレッシュな人が多い!
・1人で訪問するので負担は大きいですか?
→専用チャットを使用しているため何かあればすぐに相談できる!
・方向音痴だと大変ですか?
→今は便利なアプリがありますし、最初は同行訪問もあるので安心です!
・給与が高い分、業務量が多そうですが、実際はどうですか?
→報告書の時期などは残業になることもありますが、タイムスケジュールをしっかり組めていれば定時で退社できます
・病棟のような積極的な治療はできないためスキルが落ちてしまいますか?
→基本的な部分は病棟と大きく変わりはありません。在宅では「生活」を優先させるため積極的な治療はしないというイメージが強いと思いますが、なかには病院と同じレベルの治療を求める方もいますし、最期まで自宅で過ごすために病院とほぼ同じレベルの処置を維持している方もたくさんいるんですよ!
あくまで当社の場合ですが、これをみてイメージと違った!という部分も多いのではないでしょうか?
それだけではなく訪問看護をしていて「楽しい!」と感じられることも実はたくさんあります!
今回は訪問看護の業務内容や楽しさを紹介していきたいと思います!
○まずはわかりやすく当社の1日のスケジュール例をご紹介します。
・8時半~9時
出社し、9時から始まる訪問までにその日のスケジュールの確認、情報収集、朝礼、清掃が行われます。スタッフや曜日にもよりますが1日6件の訪問がベースとなります。
・訪問開始(9:00~1件目 10:15~2件目 11:30~3件目)
・12時半~
それぞれが訪問から戻りお昼休憩になります。
・午後の訪問開始(13:30~4件目 14:45~5件目 16:00~6件目)
・17時~
訪問から戻ったら管理者を含めたスタッフ同士でその日の申し送りを行い情報共有を行います。そこでスタッフ同士で話し合い、アドバイスをもらったりケアの見直しを行ったりします。
★当社は看護師だけでなく、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士も所属しているので他職種からのアドバイスを聞くこともできます!
・17時半
すべての業務が終了したら退社となります。
○訪問看護の業務内容とは?
・バイタル測定、全身状態の観察
・日常生活のケア(清潔ケア、食事介助、排泄ケア、内服管理など)
・皮膚処置(褥瘡処置)
・医療処置(インスリン注射、点滴、吸引、カテーテル管理など)
・ターミナルケア
・リハビリ、ナースリハビリ
・ご家族や介護者のケア
・主治医やケアマネージャーとの連携、サービス担当者会議の出席)
・報告書・計画書の作成等の書類業務
これらが大まかな業務内容となります!病棟勤務で得た力を発揮する場面がたくさんあります!初めての技術や業務内容があってもしっかりサポートしてもらえる体制が整っているので安心ですよ!
○病院と訪問看護のちがいとは?
そこから見えてくる訪問看護だからこそ感じられる楽しさとは?
やはり1番の大きな違いは、1対1で時間をかけたケアを提供できることではないでしょうか。病棟では一度にたくさんの受け持ち患者さんがいるため一人一人にかけられる時間が限られてしまっていました。しかし、訪問看護ならその人に合ったケアを時間いっぱいその人のために使うことができるためケアの質も上がり、関係性の構築もより深いものとなります。病棟よりも「自分を必要としてもらえている」と感じることができ、自分が提供した看護の反応がダイレクトに返ってきます。その分やりがいを強く感じることができ、看護の面白さや楽しさへつながって行くと思います。「もっと患者さんや家族の話をゆっくり聞いてあげたい」「もっと寄り添った看護を提供してあげたい」という思いがある方は訪問看護が合っているかもしれません!
また、病院では24時間、医療者が患者さんのそばにいますが在宅は違います。週に何回か1日の中の1時間とういう限られた時間でしか関わることがありません。「訪問していない時間のことを考えた看護、リハビリ」としてのアセスメントは非常に重要となります。これも病棟と訪問看護の大きな違いの1つです。自分の提供する看護と周囲との連携が誰かの命を守り、自宅で過ごしたいという願いを叶えるために重要な役割を果たすのだと思うと、とてもやりがいのある仕事だと日々感じることができると思います。
わたし達は一緒に地域での暮らしを守っていく仲間を募集中です!ぜひ訪問看護の世界へ飛び込んでみてください!!
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