訪問看護の管理療養費

訪問看護の管理療養費とは

訪問看護管理療養費は、安全な提供体制が整備されている訪問看護ステーションを対象に支給される費用です。主治医との連携や利用者に関わる訪問看護の実施に関する計画的な管理を継続して行った場合に算定します。

管理療養費の算定料※令和6年改定

管理療養費の算定要件

主に以下の3つになります。

1.安全な提供体制の整備

2.主治医に訪問看護計画書・訪問看護報告書を書面または電子的な方法で提出していること

3.主治医との連携を確保しており休日・祝日も含めた計画的な管理の継続

安全な提供体制の整備

1. 安全管理に関する基本的な考え方や事故発生時の対応方法等が文書化されていること

2. 事故・インシデント等が報告され、その分析を通した改善策が実施される体制が整備されていること

3.日常生活の自立度が低いご活用者様について、褥瘡に関する危険因子の評価を行い、適切な褥瘡対策の看護計画の作成・実施・評価・参考様式への記録を行うこと

4.災害等が発生した場合においても訪問看護の提供を中断させない、あるいは中断しても可能な限り短い期間で復旧させて、業務継続計画を策定し必要な措置を講じていること

5.毎年8月において、褥瘡を有するご活用者様数等について地方厚生局長へ報告を行うこと

令和6年に診療報酬改定され、サービスの質を向上することにより、より良い訪問看護・リハビリを提供出来るようになりました。主治医をはじめ多職種連携を密にし、地域の方々をサポートしていきましょう。