Acerca de
LE 在宅・施設 訪問看護リハビリステーション
新小岩支店
どんな疾患の方が多いですか?とよく聞かれますが、疾患の特徴としては、脳疾患、心不全、運動器疾患等さまざまです。介護度や重症度もさまざまですが、医療処置の必要な方もいますが、嚥下リハビリやリハビリを目的とする比較的ADL自立された元気な方も多い印象です。
地域の特性としては、江戸川、葛飾といって下町感に溢れています。住んでいる方もご高齢の方が多い印象です。沢山の商店街に囲まれています。居宅も多くケアマネージャーさんは落ち着いて丁寧に接してくださる方が多いです。近所に住んでいるケアマネージャーさんも多く訪問以外でも地域のことも色々教えてくださいます。
店舗は男女NS、OT、20代後半のスタッフが中心です。年齢も近く話しやすく、相談もしやすいです。それぞれの個性もしっかり持ちご活用者様を1番に考えた活発的な話し合いがよく行われています!
スタッフの声
在宅療養の現場を想像したことはありますか?
私は総合病院の急性期病棟で勤務し、その後にLE訪問看護ステーションへ入職しました。
「なんで、訪問看護なの?」と面接だけでなく、いろんな人に聞かれることもありますが、ちょうど「この先の看護師人生このままで良いのかな?」と考えたタイミングに、病院の退院支援研修で訪問看護体験をしたことがきっかけだったと思います。
受け持ったことのある方が家で見違える生活を送っていたのも目の当たりにしましたが、その一方病棟では入院を繰り返す人がいたのも事実でした。なぜこの人は家に帰ってもまた入院になってしまうのか、在宅療養中に何が起きているのかを病院の中では全く分からず、想像もうまくできていなかったため、おそらく多くの人が滞在することになるであろう病棟と在宅という2ヶ所の事情を知ることは今後看護師としての大きな強みになると感じ、私は今訪問看護の道に進んでいます。
訪問看護師として勤め始める時、病院との違いとして「医師がすぐに連絡や診察できる環境にない」と言う点が、訪問の難しさになるのではないかと感じていました。実際その通りではあるのですが、今はそれはすごく自分本位だったと振り返っています。では何が大きな違いなのか、ですが、私個人としては「医療スタッフの介入時間が制限されている」ことだと思っています。ナースコールがあり、昼夜問わず常に医師や看護師、他職種が数分もかからず駆けつけられる病棟とは異なり、訪問看護に許された時間は、週に数回、1日1時間程度の訪問しかありません。その時間以外で対応できるのは、その人自身か家族など近しい人のみであるため、支援体制が大きな違いだと思っています。
医療スタッフがそばにいれば、対応できることはもちろん多岐に渡りますが、本人家族は実施の許可こそあれ、ほとんど何もできないところから始まるため、訪問していない間どのように対応すれば良いのかまで伝えなければいけません。実際に入院を繰り返していた方の自宅に伺っているわけではないですが、入院の原因が生じているのは、訪問者不在の時間であると思われ、この時間こそが療養されている方からしても難しいと感じる部分である思います。
しかし、それこそやりがいに直結するところであり、うまく指導でき一緒に困難を乗り越えた経験や、訪問時間を工夫してやりくりした思考は、他の何にも変え難い価値だと思います。病棟で勤めていた時以上に、その人個人の生活や背景を重要視し、これまで幾度となく聞いてきた個別性の最たるものだと思いますので、限られた関わりの中で在宅療養を成立させるたときその喜びはより大きいものとなると思います。
病棟の重要性ももちろん理解した上で、病棟と在宅両方の精いっぱいを知っているからこそ、これからどのような環境に身を置いても、双方の立場から思考しケアに活かすことができると思っています。
このやりがいと学びの環境で仕事ができる仲間が増えると良いなと思っています!