地域に根ざす“LE訪問看護”のしごととは
- leloveile
- 2025年12月1日
- 読了時間: 4分
こんにちは。LE.O.VE株式会社の訪問看護ステーションより、今回は私たちの仕事についてご紹介します。まず初めに、本文中で使用する呼称についてご説明させていただきます。弊社では、訪問サービスを受けていただいている方々を「患者様」ではなく「ご活用者様」とお呼びしています。これは、医療・介護サービスを「受け身」でなく「主体的に活用している存在」として捉えているからです。以下の本文も、この考え方に基づき記載しています。
■ 訪問看護とは
訪問看護は、主治医の指示に基づき、看護師や理学療法士などの専門職がご活用者様のご自宅を訪問し、医療的なケアやリハビリ、生活支援などを行うサービスです。LEでは、病院とは違い、医療職が『生活の中』に入り込んでいきます。例えば、ベッド上での褥瘡(床ずれ)予防のためのポジショニング指導、排泄や清潔の援助、薬の管理、終末期の緩和ケアなど、業務の幅は非常に広く、ご活用者様ごとに「その人の人生に合わせたオーダーメイド」のケアを行っています。
■ チームで支える「地域医療」
LE訪問看護では、看護師・理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)といった多職種がチームとなって、日々ご活用者様のケアにあたっています。私たちは直行直帰の勤務スタイルが多い中でも、毎日必ず事業所に集まり、対面での申し送り(情報共有)を実施しています。これは業務終了後の時間を使って行うことが多く、スタッフ間での温度感あるコミュニケーションと多角的な視点の共有を大切にしているからです。こうした取り組みの背景には、LE.O.VE株式会社の理念である「親を呼びたいまちづくり」という想いがあります。それは、自分にとって大切な親という存在をも呼びたい、安心して任せられる環境でありたいという願いです。だからこそ、スタッフ一人ひとりが情報を持ち寄り、時には他職種の視点からアドバイスをもらいながら、チーム全体でご活用者様を“多面的に診る”体制を日々つくっています。地域で暮らす方々にとって、私たちは“身近な医療の窓口”でありたいと願っています。日々の信頼の積み重ねが、ご活用者様の安心につながることを実感しながら、業務に取り組んでいます。
■ 一人ひとりと丁寧に向き合う
LEのスタッフがよく口にする言葉があります。「1日6件以上訪問することもあるけれど、1人1人とちゃんと向き合っている」決して流れ作業ではなく、訪問の時間を“人生の一コマ”として大切にする。体調の確認やリハビリだけでなく、「今日はこんな夢を見た」「最近、ご飯が美味しく感じない」といった何気ない会話も大切にしています。ご家族と一緒に介護の工夫を考えたり、お孫さんの写真を一緒に眺めたり。医療従事者として、医療行為だけがすべてではなく、その枠を越えて「その人の物語」に触れることができるのが、訪問の魅力です。
■ リハビリの視点から見えるもの
LEでは理学療法士や作業療法士による訪問リハビリも非常に充実しています。例えば脳卒中後の後遺症をお持ちの方には、日常生活動作(ADL)を再獲得できるような訓練を実施。歩行訓練や筋力トレーニングのほか、家の中の動線や福祉用具の選定までトータルにサポートします。LEのリハビリ職は、「ただの運動指導者」ではありません。その方の生活背景、性格、希望をふまえて、生活に溶け込むようなリハビリを提供しています。
■ 終末期ケアと向き合うということ
LEの訪問看護では、終末期のケア=「看取り」にも力を入れています。病院ではなく「家で最期を迎えたい」と望む方、そのご家族の気持ちに寄り添い、痛みや不安を和らげながら、最後までその人らしい生活を支えます。最期を迎える瞬間に立ち会い、ご家族と涙を流すこともあります。けれど、看取りの後にご家族から「あなたがいてくれて良かった」と言っていただけた時、この仕事の意味の深さを感じます。
■ 最後に
LE訪問看護ステーションの仕事は、医療・看護・リハビリという「技術」のみならず、人と人との関わり合いの中で成り立つ「人間」の仕事です。「住み慣れた自宅で、できるだけ長く、自分らしく過ごしたい」そんな願いを叶えるため、私たちはこれからも地域に根ざし、進化し続けます。訪問看護という仕事に少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。



コメント