今回は、両足股関節の手術後、2年間熱心にリハビリを継続し、リサイタル開催という夢を実現させたご活用者様のエピソードを紹介致します。
LEスタッフもリハビリを通して夢の実現に携わることができ、スタッフ6名がリサイタルに招待され、夢の実現に立ち会わせて頂くことができました。
ご活用者様は、両足の股関節を手術される前までに9回のリサイタルを開かれており、生涯で10回のリサイタルを開催することが目標であり、夢でした。
約2年前に弊社の訪問リハビリがスタートした当初は2本杖で歩行するのがやっとの状態でしたが、リサイタルに来る観客の前でワルツを踊りビックリさせたい、高齢者の方達に夢を与えたいという信念のもと、リハビリ、ダンスレッスン、ボイスレッスン、ピアノレッスン、栄養や体調管理をひたすらに頑張ってこられました。
リハビリ介入時は、ご本人様の希望に寄り添い、ダンス練習、声帯トレーニングを取り入れました。
そして、2023年10月22日。待ちに待ったリサイタル当日、リハビリで関わったLEスタッフ6名を含む総勢80名以上の観客の前で、ワルツを踊る姿を披露することができました。会場は盛大な拍手で包まれ、正にご活用者様の夢が現実となった瞬間でした。
大舞台でのワルツのパートナーには、二人三脚でリハビリを頑張ってきた担当スタッフが指名され、このような素敵な瞬間をご活用者様と共に経験することができました。
(※写真の掲載についてはご活用者様からの了承を得ております。)
この経験を通して改めて訪問看護・リハビリの楽しさや魅力を実感することができましたし、訪問看護・リハビリには無限の可能性があるのだと信じることができました。また、ご活用者様の信念を持って突き進む姿、周りの人を巻き込む力は、勉強させて頂くことばかりでした。
ご活用者様には、このような素敵なリサイタルに招待して頂き心より感謝申し上げます。
私たちはこれからも地域専門職として、ご活用者様に寄り添ったケアをしていきます。
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